体に良いもの 美味しいもの

私は料理の腕に自信がありません。こんな私が作っても美味しくなる料理・・・それは調味料と食材の力です!

「ピンポーン」
「お届けもので~す」
と。
実家の母からのお荷物。
不思議なもので、母からの電話がある時、
私はご飯作りの真っ最中、子どもを寝かせつけてそれも「やっと寝てくれた~☺️」のタイミング。非常にタイミングが悪いのだ。
いつも、遠方に住む私を、家族を気遣って、家庭菜園のお野菜を送ってくれる。
ただ、申し訳ないことに「この野菜、買ったばかり💧」と、母の荷物をばんざーい❗と、素直に喜べない時もあるのだ。大変バチ当たりな娘である。お母さん、ごめんなさい。もちろん、大喜びで受け取っている日もある。喜ぶ日が多いのも事実。

段ボールを開けると、いつものように、お菓子が2つ。息子二人分。実家はものすごい山の中だ。昔からある馴染みのお店は、市内のディスカウントショップよりお菓子にしろ、雑貨にしろ、お値段高め。「お菓子はいいよ~買えるよ(むしろこっちが安いし)」と言っても、「送るついでだから」と同梱してくれる。子どもには、お菓子☺️と思ってくれてるのだろう。
お菓子の下に、お米と筍が入っていた。長男は大喜び。大好きなのだ。早速、お味噌汁と筍ご飯を作った。まだ病み上がりの長男は、おかわりをして、喜んで母にお礼の電話をかけていた。

筍をとるのは、かなりの労力を使う。筍の先が土から出てるのを発見し、筍に傷をつけないように少しずつ鍬で筍の周りを掘っていく。根っこ近くになった、最後にえいや!と筍の根めがけて、鍬を振り下ろす!…うまくいけば良いが、変な所に鍬がさされば、無惨な筍になってしまい、もちろん商品にもならない。
今回、母が送ってくれた筍は、きれいな、そして私の好きな中位の大きさで、取れたてだった。丁寧に、きれいに袋に入れてある。その作業する母の姿が目に浮かんで、実家でもよく食べた筍ご飯とお味噌汁を作った。
息子は美味しい!と言って食べてくれた。
お母さん、ありがとう。